関東には、全国的に知られる名湯から、豊かな自然に囲まれた温泉地まで、魅力的な温泉が数多くあります。「週末に温泉旅行へ行きたい」「せっかくなら温泉街の散策も楽しみたい」「関東で一度は行っておきたい温泉はどこ?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、関東でおすすめの温泉地を6か所紹介します。温泉そのものはもちろん、周辺観光や温泉街の雰囲気もそれぞれ違うので、日帰り旅行から1泊2日の温泉旅行まで、次のおでかけ先選びの参考にしてみてください。
※温泉の泉質などは施設・源泉によって異なる場合があります。最新の営業情報や交通情報については、お出かけ前に各観光協会・施設の公式サイトをご確認ください。
関東のおすすめ温泉地を一覧で比較
今回紹介するのはこちらの6か所です。
| 温泉地 | 都県 | 特徴 |
|---|---|---|
| 草津温泉 | 群馬県 | 湯畑と豊富な湯量を誇る名湯 |
| 箱根温泉 | 神奈川県 | 温泉と観光をまとめて楽しめる |
| 伊香保温泉 | 群馬県 | 石段街の散策が楽しい |
| 鬼怒川温泉 | 栃木県 | 渓谷の景色と温泉を楽しめる |
| 那須温泉郷 | 栃木県 | 高原の自然と歴史ある温泉 |
| 湯河原温泉 | 神奈川県 | 首都圏からアクセスしやすい |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
関東でおすすめ温泉地6選
1. 草津温泉(群馬県)|湯けむりに包まれる関東屈指の名湯
「温泉らしい温泉地へ行きたい」という方におすすめしたいのが、群馬県の草津温泉です。温泉街の中心にある「湯畑」は草津を象徴するスポットで、毎分約4,000リットルもの温泉が湧き出しています。立ち上る湯けむりと独特の硫黄の香りも、温泉地ならではの雰囲気を作り出しています。
草津温泉全体でも自然湧出量は毎分32,300リットル以上とされ、豊富な湯量を誇ります。湯畑源泉はpH2.1という強い酸性で、草津ならではの個性的なお湯を楽しめるのも魅力です。
温泉に入るだけでなく、浴衣で湯畑周辺を歩いたり、足湯に立ち寄ったり、名物の「湯もみ」を見学したりと、温泉街そのものを観光できるのも草津のいいところ。夜になると昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめるため、できれば宿泊してゆっくり過ごしたい温泉地です。
こんな人におすすめ
- 温泉そのものを満喫したい
- 温泉街を散策したい
- 「これぞ温泉地」という雰囲気を味わいたい
主なスポット
- 湯畑
- 熱乃湯
- 西の河原公園
- 西の河原露天風呂
2. 箱根温泉(神奈川県)|観光も温泉も楽しみたいならここ!
首都圏から気軽に行ける温泉旅行の定番といえば、神奈川県の箱根温泉です。一口に「箱根温泉」といっても、箱根湯本や強羅、宮ノ下、仙石原など、エリアによってさまざまな温泉があります。
現在では「箱根十七湯」と呼ばれる17の温泉場があり、泉質も約20種類に及ぶとされています。宿によって楽しめるお湯が異なるため、何度訪れても違った温泉旅行を楽しめるのが箱根の大きな魅力です。
そして箱根の強みは、なんといっても温泉と観光を組み合わせやすいこと。芦ノ湖や大涌谷、箱根神社、美術館など見どころが多く、「旅館でずっと過ごすだけではもったいない」という方にも向いています。箱根登山電車やケーブルカー、ロープウェイ、バスなどを利用して巡れるため、車を使わない旅行でも楽しみやすいでしょう。
こんな人におすすめ
- 首都圏から行きやすい温泉を探している
- 温泉だけでなく観光も楽しみたい
- 電車で温泉旅行へ行きたい
- カップルや家族で旅行したい
主なスポット
- 芦ノ湖
- 箱根神社
- 大涌谷
- 彫刻の森美術館
- 仙石原すすき草原
3. 伊香保温泉(群馬県)|レトロな石段街を歩こう
群馬県からもう一つ紹介したいのが、伊香保温泉です。伊香保といえば、温泉街の中心を延びる石段街。石段の両側には旅館や飲食店、お土産店などが並び、歩いているだけでも昔ながらの温泉地らしい風情を感じられます。浴衣に着替えて温泉街をのんびり散策するのもおすすめです。
そして伊香保では、特徴の異なる2種類の温泉が楽しめます。鉄分を多く含み、茶褐色のお湯が特徴的な「黄金の湯」と、無色透明の「白銀の湯」です。同じ温泉地で異なる特徴を持つお湯を楽しめるのは、伊香保ならではです。
石段を上った先には伊香保神社があり、さらに足を延ばせば河鹿橋や伊香保露天風呂などもあります。温泉に入って終わりではなく、「温泉街を歩くこと」まで含めて楽しみたい方にぴったりです。
こんな人におすすめ
- 昔ながらの温泉街が好き
- 浴衣で街歩きを楽しみたい
- 温泉と食べ歩きを組み合わせたい
- レトロな旅行気分を味わいたい
主なスポット
- 伊香保石段街
- 伊香保神社
- 河鹿橋
- 伊香保露天風呂
4. 鬼怒川温泉(栃木県)|渓谷を眺めながら温泉旅行
栃木県日光市にある鬼怒川温泉は、鬼怒川の渓谷沿いに旅館やホテルが建ち並ぶ関東有数の温泉地です。江戸時代に発見された歴史を持ち、かつては日光詣の僧侶や大名など限られた人だけが利用できたといわれています。
現在は大型ホテルから温泉旅館まで宿泊施設の選択肢が多く、家族旅行やグループ旅行にも利用しやすい温泉地となっています。泉質はアルカリ性単純温泉で、無味無臭で刺激が比較的少ないとされています。
鬼怒川温泉の魅力は、温泉と一緒に渓谷の自然を楽しめること。鬼怒楯岩大吊橋などから雄大な渓谷を眺めたり、季節によっては鬼怒川ライン下りを楽しんだりと、自然を感じる旅行ができます。さらに日光方面まで足を延ばせば、日光東照宮や華厳滝、中禅寺湖などと組み合わせることもできます。
こんな人におすすめ
- 渓谷や自然の景色が好き
- 家族で温泉旅行へ行きたい
- 日光観光と組み合わせたい
- 大きな温泉ホテルでゆっくりしたい
主なスポット
- 鬼怒楯岩大吊橋
- 鬼怒川ライン下り
- 東武ワールドスクウェア
- 日光江戸村
5. 那須温泉郷(栃木県)|高原の自然と歴史ある名湯
温泉だけでなく、高原リゾートの雰囲気も楽しみたい方には那須温泉郷がおすすめです。那須温泉郷には複数の温泉が点在しており、それぞれ異なる特徴のお湯を楽しめます。
中でも有名なのが、那須温泉発祥の地とされる「鹿の湯」。開湯から約1,400年という長い歴史を持ち、白く濁った硫黄泉と昔ながらの湯治場を思わせる雰囲気が魅力です。浴槽が温度別に分かれているのも特徴で、一般的な温泉施設とはひと味違う入浴体験ができます。
周辺には那須高原の自然や観光施設も多く、温泉とドライブの組み合わせにもぴったり。春から夏は爽やかな高原、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節によって違った風景を楽しめます。
こんな人におすすめ
- 歴史ある温泉に入りたい
- にごり湯や硫黄泉が好き
- 温泉と高原ドライブを楽しみたい
- 自然の中でゆっくり過ごしたい
主なスポット
- 鹿の湯
- 殺生石
- 那須温泉神社
- 那須高原
- 那須ロープウェイ
6. 湯河原温泉(神奈川県)|気軽な週末温泉旅行におすすめ
最後に紹介するのは、神奈川県西部にある湯河原温泉です。箱根や草津ほど大規模な温泉街ではありませんが、その分、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり過ごせます。
湯河原には塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉など複数の泉質があり、宿や源泉によって異なるお湯を楽しめるのも特徴です。そして大きな魅力が、首都圏からのアクセスの良さ。JR東海道線の湯河原駅があり、電車を利用した温泉旅行がしやすいため、「遠くまで行く時間はないけれど温泉旅館に泊まりたい」という週末旅行にも向いています。
温泉街を流れる千歳川周辺には緑が多く、万葉公園などを散策しながらのんびり過ごすのもおすすめです。派手な観光スポットを次々と巡るというより、旅館で温泉に入り、散歩をして、おいしい料理を楽しむ――そんな落ち着いた旅に向いている温泉地です。
こんな人におすすめ
- 首都圏から近い温泉を探している
- 電車で気軽に旅行したい
- 静かな温泉地でゆっくりしたい
- 週末に1泊2日の旅行をしたい
主なスポット
- 万葉公園
- 湯河原惣湯
- 不動滝
- 狸福神社
目的別に選ぶならどの温泉地がおすすめ?
6か所紹介しましたが、「結局どこへ行けばいいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。そんなときは、旅の目的から選んでみましょう。
| 目的 | おすすめ温泉地 |
|---|---|
| 王道の温泉旅行をしたい | 草津温泉 |
| 温泉+観光を楽しみたい | 箱根温泉 |
| 温泉街を散策したい | 伊香保温泉 |
| 渓谷の自然を楽しみたい | 鬼怒川温泉 |
| 高原・ドライブも楽しみたい | 那須温泉郷 |
| 首都圏から気軽に行きたい | 湯河原温泉 |
同じ「温泉旅行」でも、温泉街を歩きたいのか、旅館でゆっくりしたいのか、周辺観光も楽しみたいのかによって、おすすめの行き先は変わります。まずは「温泉以外に何をしたいか」を考えると、目的地を決めやすくなります。
まとめ|次の休日は関東の温泉へ!
今回は、関東でおすすめの温泉地を6か所紹介しました。
- 草津温泉(群馬県)
- 箱根温泉(神奈川県)
- 伊香保温泉(群馬県)
- 鬼怒川温泉(栃木県)
- 那須温泉郷(栃木県)
- 湯河原温泉(神奈川県)
湯けむり漂う草津、観光スポットが充実した箱根、石段街が楽しい伊香保など、一口に温泉地といってもその魅力はさまざまです。都心から数時間で行ける場所も多いため、まとまった連休だけでなく、土日を使った1泊2日の旅行にもおすすめです。
日帰りで気軽に温泉を楽しむのもよし、旅館に泊まって何度も温泉に入るのもよし。次の休日は、日常から少し離れて関東の温泉でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか?

